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2007年08月 アーカイブ

2007年08月29日

末期の患者のために

末期の患者のために

末期の患者は自分の生死や今後の家族のことも考えるため、孤独感やさみしさなど、つらい思いをしています。

様々な治療をつづけても改善の余地がみられず、病状が悪化していくと患者の精神的な不安・恐怖感・絶望感は私たちには想像がつきません。

家族、医師、看護師と患者を見守るすべての人がつらい思いをしますが、最もつらいのはやはり患者本人です。

激しい痛みに対しても家族の手でさすってあげたほうが鎮痛剤を投与するよりも、ずっと効果的であることは臨床医にも知られている事実です。

患者は住みなれ安心できる家庭から離れ、一人で入院生活を送ることになります。

出来るだけ時間をつくって頻繁に会いに行ってあげてください。

末期がん生存期間はおよそ半年前後です。

抗がん剤の副作用について

抗がん剤副作用について

化学療法を行う上で避けて通れないのが抗がん剤による副作用です。

化学療法として用いられる抗がん剤には正常な細胞も壊してしまう副作用があります。

現在のところ副作用のない抗がん剤は無く、副作用を止める方法もないようですが患者の生命と副作用とを比較した場合、仕方がないというのが現状ではないでしょうか。

使用する抗がん剤にもよりますが、おもな副作用として
下痢や食欲の不振、貧血や頭髪などの脱毛、嘔吐、神経障害や白血球の減少などがあります。

白血球が減少してしまうと発熱がおこったり、肺炎などの感染症を誘発してしまうため皮下注射などで白血球の回復を行います。

内視鏡療法

内視鏡療法

内視鏡は特殊なカメラを長い管の先端部につけたもので、体内の状態を詳細に観察・記録しながら病巣の切除や・焼却などの治療を行うことができます。

以前は太くて検査自体、苦痛を伴うものでしたが、最近では細くて柔らかい物へと進化しており、ほとんどの臓器の詳細検査が可能となっています。


内視鏡で検査できる臓器

脳室、間接、乳管、鼻腔、耳管
食道、胃、小腸、大腸、胆管、胆嚢、膵管、腹腔
気管支、胸腔、縦隔
膀胱、尿管
子宮、卵管など

内視鏡の長所と短所


・長所

体を傷つけることが少ないため高齢者や身体状態が良くない方でも治療を受けることが出き、静脈麻酔と経そうすることで苦痛が少なくてすみます。

また、治療後の社会復帰が早くそれぞれのライフスタイルを早く取り戻すことができ、切開手術と比べても経済的な負担が軽いのが特徴です。


・短所

すべての病気が対象となるわけではなく、また偶発症という突然治療中に起こる異常な状態が発せする可能性があり、治療を行う医師の熟練度や患者の年齢や病状などが関係するため、治療を受ける前には、内視鏡治療の必要性と起こりうる偶発症、偶発症が起こったときの対処法などを十分に説明してもらい、納得した上での同意が必要となります。

内視鏡検査の偶発症の発生率は検査する臓器にもよりますが、約0.007〜0.7%程度の頻度で起こるようです。

放射線療法

放射線療法

放射線療法とはX線γ(ガンマ)線を、がん細胞に照射することでがん細胞の増殖を抑える治療法で、体の内部に小さな放射線源をいれて照射する腔内照射や体の外から放射線を照射する遠隔照射(外部照射)があります。

放射線療法は治療の際の痛みや、切開手術のように体を傷つけることがありません。

また化学療法や手術と併用することで大きな効果を得ることが期待できます。


放射線治療を行うにあたり、患者の体の状態(癌の進行度合いや他の病気の有無)などを検査し、その患者に最も適した照射方法を検討します。

照射方法が決まったら、放射線を照射する位置や範囲、量を決定します。

ホルモン療法

ホルモン療法

乳がん、子宮がん、前立腺がん、甲状腺がん等どのいくつかのがん細胞は癌の成長にホルモンを必要とするため、その癌細胞が必要とするホルモンと反対の作用をもつホルモンを投与することで、癌の成長を阻止する治療方法です。


ホルモン療法はあくまで、がん細胞の成長を抑止するものでがん細胞を破壊するものではありませんし、前述の通り特定の臓器の癌にしか用いることができません。


ホルモン療法は正常な細胞を傷つけることがないというメリットがありますが、長期的な治療となるため定期的な診察が必要となります。

化学療法

化学療法

化学療法とは化学物質、つまり抗がん剤を用いてがん細胞の分裂の抑止と破壊を目的とした治療方法で化学療法は手術前後の補助としての役割があり、静脈注射や錠剤を内服することで体内のどの部分のがん細胞の治療に対応できます。

ただし、全身の癌に有効なのですが、がんの発生部位によってはあまり効果がない場合もあります。

抗がん剤は1930年以降に開発され、現在では60種類以上が癌治療に用いられています。

抗がん剤の開発は植物成分や化学的に合成した物質などからつくられ、新しい抗がん剤が発見されると、実験により効果が確かめられた後、副作用についての研究がなされます。

今のところ、副作用のない抗がん剤はなく多少なりとも正常な細胞も破壊してしまうために起こってしまうものです。

MRI検査 がん検査4

MRI検査

MRIは核磁気共鳴診断装置といわれるものでX線ではなく磁気による共鳴現象の強弱をコンピュータで処理することで画像に映し出す検査で、血液や内臓、筋肉などの情報を得るのに適しています。

MRI検査のメリットはX線を使用しないために放射線による被曝なく、磁気によるため人体への障害が現段階では知られていません。

また、画像処理が鮮明でCTスキャンのように横切りだけでなく縦の断面や斜めからの断面も映し出すことができ様々な角度からの病巣の確認が可能です。

MRIはカルシウムやリンなどを映し出さないため、骨に囲まれた臓器などもしっかりと確認でき、
がんの転移や脳腫瘍、脊髄の腫瘍などの発見に力を発揮します。

超音波検査(US検査) がん検査3

超音波検査(US検査)

この検査は、体に超音波をあてて、エコーと呼ばれる反射波を画像として写しだす検査方法です。

超音波検査のメリットは患者の体を傷つけることが無く、痛みや苦痛がまったく無いことです。

また、操作が簡単であり、体内の映像をリアルタイムで映し出せるため、癌の精密検査にも用いられるほどまでに普及しています。

本格的な導入が始まったのは30年ほど前からで、そのきっかけは大東亜戦争後に開発された魚群探知機がヒントとなっているとも言われています。

以降、技術の進歩により、低価格で高性能なものが開発され、聴診器としても使用できるようになりました。

CTスキャン検査

CTスキャン検査

CT検査は頭部、胸部、腹部など様々な部位にたいしてX線の透過度をコンピュータ処理によりの断層写真しすることでより鮮明な体内の様子を見ることがき、より正確な臓器の識別や病気の判定が可能となりました。

このCTスキャン検査により、従来のX線検査では識別できない部分の病気まで映し出すことができるようになり、腎臓、肝臓、膵臓や血管などまで鮮明な画像で精密な検査が行えるようになりました。

CTスキャンには、ヘリカルCTシンスライスCTなどがあります。
ヘリカルCTは螺旋上に回転して撮影され、呼吸停止時間も15秒程度です。X線による被曝線量も軽減されています。

また、シンスライスCTは通常のCTスキャン比べて3倍ほどた高く微小な肺がんなども詳細に映し出すことが出来るため、精密検査には必須の検査です。

X線検査

X線検査

X線検査はがん検診の基本であると同時に最も重要な検査です。

X線の透過性を利用することによって体内を投影し筋肉や骨や脂肪などを映し出します。

映し出すといっても、これは筋肉・骨・脂肪などの吸収率の差によって白と黒の濃淡で臓器や骨などの体の組織を移し立つため素人ではなかなか見分けがつきません。

映し出された陰影から、正常な陰影と比較することで腫瘍などの影があれば癌が疑われます


どなたも、学校や職場の集団検診などで胸部のレントゲン写真の撮影に、このX線検査は受けたことがあると思います。

これにより、肺がんや縦隔腫瘍などの診断が可能となります、

また、骨X線写真やその他の臓器も映し出すことができ、骨腫瘍や乳がん、大腸がんなど様々な異常を目付け出すことが来ます。

がんの予防

■脂肪や高カロリーの食品を押える


現在の日本では以前のような炭水化物の摂取が減り、食の欧米化が進み、肉類や乳製品などのたんぱく質などの摂取量が増加し、栄養バランスが偏りがちです。


■ニコニコ運動って?


健康のために運動を習慣づけることは癌の抑止効果だけでなく、肥満やストレスの解消にも繋がり、生活習慣病といわれる病気の予防となります。

ニコニコ運動とは1回あたり30分程度の運動を週に2、3回行うことで無理ずに運動習慣をつけられるための運動です。

さらに、脂肪・脂分や高カロリーの摂取を控えることであらゆる病気の予防に繋がります。

がん予防2

がん予防の基礎知識

がん予防には一次予防二次予防があります。


一次予防について
年齢と共に発がんの危険度は増していきます。
一次予防は生活習慣を改善することで癌になりにくい生活習慣へ改善することに重点をおきます。


二次予防について
二次予防は定期検診を増やすことで早期発見することに重点をおきます。
意図的に検診回数を増やすことで仮に癌になってしまっていても早期発見・早期治療を行うことで生存率が高まります。

■飲酒や喫煙の量を減らす・なくす

喫煙者と肺がんの関係性は十年以上前から指摘されており、喉頭がんや肺がんは喫煙の習慣が大きく影響を及ぼしています。

また、食道がんや口腔がん、、食道がん、咽頭がんも飲酒と喫煙の習慣が重なることで発がんの危険度が30倍以上になるとも言われています。

これらの癌は胃がんなどに比べると手術も困難になり、手術後の管理も大変です。

飲酒や喫煙の習慣がある方は一次予防としての禁酒・禁煙などで生活習慣を改めることが重要視されます。

がんの予防

癌の予防について


■『がんを防ぐための十二ヶ条
癌の予防については国立がんセンターから
がんを防ぐための十二ヶ条』というのが示されているのでご紹介します。


1.バランスのとれた栄養をとる
2.毎日、変化のある食生活を
3.食べすぎを避け、脂肪は控えめに
4.お酒はほどほどに
5.たばこは吸わないように
6.食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多くとる
7.塩辛いものは少なめに、熱いものは冷ましてから
8.焦げた部分は避ける
9.かびの生えたものに注意
10.日光に当たり過ぎない
11.適度にスポーツをする
12.からだを清潔に

引用:『国立がんセンター』より

がん治療

がん治療について

癌の治療法はいくつもあり、一つの方法で全ての癌を治せるわけではありません。

また、癌の発生した部分によって癌の進行速度も転移の仕方も様々で、抗がん剤の効き目や副作用などもまちまちです。

近年では、癌は正常な細胞の遺伝子が何らかの異常により、がん細胞へと変化したものですが、早期発見によって早めに治療を始めれば完治でき、多少進行した癌でもかなりの方が治るようになってきいます。


がん治療法は科学的根拠に基づいて行う医療という意味のEBM(Evidence-based Medicine)にしたがって治療法を選択します。

臨床試験や疫学調査などの様々なデータをあつめ有効性の認められた方法を取り入れることで、各患者にあった治療法を医師が選択することが望まれいます。

がん治療には、いまさ研究・実験段階の部分が多く各患者に対応できるEBMはすくないようです。

がん治療は患者にとって生死に関わるもんだいですので医師には十分な説明を求め納得がいかな場合や、さらに情報を収集したい場合などはセカンドオピニオン(他の病院での別の医師にも相談し、意見をもらうこと)が必要です。

癌(がん)の特徴

癌(がん)の特徴

がんの特徴

1.初期症状の自覚がほとんどなく無症状のことが多い
2.がん細胞は周囲の正常な組織を壊しながら増殖をしつづける
3.リンパ液や血液にのって他の臓器へ転移する

癌(がん)は体の一部の細胞が突然変異により、腫瘍になったものです。

また、初期症状を自覚することが難しく、ある程度進行した癌ですら症状がわかりづらいこともしばしばあるようで、症状を自覚できたときは既に手遅れとなっているケースも多いようです。、

普通、正常な細胞は新陳代謝により古くなると新たな細胞と入れ替わるりますが、癌(がん)細胞はどんど

癌について

癌について

の記録はエジプトのミーラなどからも発見されており、古くから人類を苦しませてきた病といえます。

現在でも日本人の死亡原因の1位で、全死亡者数の約三分の一を占めるのが癌(がん)です。

死亡率は年々上昇し、、高齢者の人口増加、つまり高齢化に比例していると言えます。

発癌のは食品に含まれる発癌性物質の摂取や喫煙などの日常の生活環境が要因となっている場合が多いため、今日では生活習慣病の一つとされています。

癌(がん)は大きく三段階に分けることができます。

1.早期がん・・・1つの細胞が30回以上の分裂を繰り返した状態。
2.進行がん・・・早期がんから進行し他の臓器にも転移がみられた状態。
3.末期がん・・・手の施しようがない状態。

また、前がん状態といわれる状態があり、これは放置しておくと高い確率で癌に変化してしまうおそれのある状態をいい、胃潰瘍や、ポリープといわれるものです。

胃がん(生存率)

胃がん(生存率)


早期に胃がんが発見され、手術後5年経っても再発しなければほぼ完治したとみなされます。

また早期がん治療後の5年の生存率は約95%です。
残念ながら約5%の型は5年以内に亡くなられていますが、その中に癌以外での理由で亡くなられている方も含まれているため再発はきわめて少ないことがわかります。

胃がん(初期症状)

胃がん(初期症状)


胃がんの早期がんに多い自覚症状は、腹痛や腹部の不快感、食欲不振などですが、これは他の病気や単なる疲れやストレスなどでも起こりうる症状で、胃がん特有の初期症状というのはありません。

また、胸焼けや吐き気、嘔吐などもあるようですが、これらも胃がん特有の初期症状とは言えません。

胃がんの発見の多くは、人間ドックや集団検診などの胃の検診によって初めて発見される場合が多くあるため定期的な検診が重要です。

他の癌と同様に、早期発見・早期治療が重要となりますので、胃がんの心配があれば医師に診断してもらうことが大切です。

スキルス胃がん


スキルス胃がん

進行がんは1〜4型の4つに分類されます。


1型と2型が限局型と呼ばれ、3型と4型が浸潤型と呼ばれるものです。

とくに4型はスキルス胃がん、とも呼ばれ悪性度が高く若年層に多い胃がんです。


リンパ管内に入って転移する癌をリンパ行性転移、血管内に入って転移する癌を血行性転移、腹膜内に転移する癌を腹膜転移と呼び、血行性転移や腹膜転移が起こってしまうと、手術のみで治すことが難しくなります。

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